当クリニックでは経鼻上部消化管内視鏡検査(鼻から入れる胃カメラ)を行っています。鼻からのカメラは図のように従来のカメラと比較してかなり細く、しかも鼻から入れるため舌の奥に触れることがないので吐き気を催しにくく、楽に検査が受けられると同時に生検などの診断能力も従来のものと比べて変わりありません。のどの反射が強い人、喫煙者、胃がむかつく人などに最適です。現在では約85%の人が鼻からのカメラを希望しています。

経口(口からの)カメラだと舌の奥を触る為、吐き気が起こりますが、経鼻(鼻からの)カメラですと舌の奥に触りませんので吐き気が少なく、口に物が入っていないので心理的にも不安が少なく呼吸も楽です。

食道、胃、十二指腸の順に観察していきます。
テレビを見て、自分の目でもその様子を確かめることができます。
検査中でも口は自由になっていますから、先生に質問もできます。